韓国ドラマ 今日のウェブトゥーン(感想)
題名 今日のウェブトゥーン today's webtoon
キャスト キムセジョン チェダニエル ナムユンス キムガプス 他
おすすめ度 85%
こんな人におすすめ
・お仕事系ドラマが好きな人
・あまりドロドロしたドラマが見たくない人
・本題にちょっっとの恋愛要素が絡んでくるドラマが見たい人
あらすじ
元韓国代表の柔道選手だったオン・マウム(キムセジョン扮)は、オリンピック出場を目指していたもののケガのため選手を辞めてしまう。
以前からウェブトゥーンが好きだったマウムは縁あってNEONウェブトゥーン編集部の就職試験を受けることに。
一度は不合格になったものの、契約社員として入社が決まる。
同期となったのは新入社員の中でも特に優秀だと言われていたク・ジュニョン(ナムユンス扮)だった。2人はチャン・マンチョル編集長(パクホサン扮)率いる編集部に迎えられ、副編集長のソク・ジヒョン(チェダニエル扮)らと共に仕事をしながら、漫画家や漫画を通じて様々な壁にぶち当たりながらも一歩ずつ編集部としての成長をしていく。
内容感想
ストーリー全体を分けると一部がウェブトゥーン編集部の存続について最初から最後まで描かれていて、その他は細切れのエピソードになっているという構成です。
このドラマの肝はやはり“ウェブトゥーン“です。この題材は観ていて新鮮で、(韓国の方が日本よりも文化が盛んそう)展開されるエピソードそれぞれがなるほど、確かにそうかもね、と思わせてくれる説得力がありました。やはりポイントは従来の紙の漫画とは違う、という点でしょうか。。締め切り問題はかなり変わってきそうです。
割合的に見ると恋愛要素と影の陰謀要素はあまり大きくはなくて結構あっさりしていました。だいたい、7対1.5対1.5くらいでしょうか。これくらい控えめの方がお仕事要素がしっかり楽しめましたが、恋愛要素を求めている人には少々足りないのかもしれません。
個人的に目立っていたと感じた登場人物は漫画家のシンデリュク作家(キムドフン扮)です。ずっとひとりで生きてきて孤独だった彼が漫画を通してマウムと出会い、徐々に彼女に心を開いていき、ついには神と崇め出すのは一見すると引いてしまいますが、彼の生い立ちを考えるとグッとくるものがありました。役者の魅力も合間ってか終始存在感があって、最後の方なんかは彼の動向に目を奪われっぱなしという感じでした。
キャスト感想
この作品はキムセジョンの持ち味の明るい雰囲気でもっていたドラマと言っても過言ではないと思います。マウムの元気があって、何に対しても一所懸命なところが視聴者に何よりも響いたことでしょう。そして、明るい役所なのですが見ていて暑苦しいとかちょっとイラつくとかのない、いい塩梅なところがすごく上手だなと思いました。個人的には、キムセジョンさん、社内お見合いよりもこちらの演技が好みです。
チェダニエルさんはこの作品で初めて拝見しましたが、ダンディさと優しさを併せ持った雰囲気がとても魅力的だなと感じました。副編集長の洋服のセンスやメガネを拭く手、厳しいんだけどさりげなくフォローをしてくれるポイントにグッときてしまいました。個人的にはマウムとジュニョンと副編集長のトライアングルがあっても面白かったのかなと思います。まあそうなるとドラマの趣旨が変わりかねませんが。。
最後に
一言で言うと王道お仕事ドラマですが、細かい設定までしっかりと作られていて見応えのある作品でした。原作の日本のドラマ「重版出来」もぜひ見てみたくなりました。
面白いドラマなのでまだの方は是非!!