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朝の連続テレビ小説舞いあがれ! 23週(あらすじ・感想と考察)【毎日更新!】

朝ドラ舞いあがれ!23週 飛躍のチャンス あらすじ・感想と考察

  佃良太   音楽  富貴晴美

 

キャスト

梅津舞(福原遥)岩倉めぐみ(永作博美)岩倉悠人(横山裕)梅津貴司(赤楚衛二)梅津勝(山口智充)梅津雪乃(くわばたりえ)望月久留美山下美月)望月佳晴(松尾諭)笠巻久之(古館寛治)結城章(葵揚)山田紗江(大浦千佳)御園純(山口紗弥加)リュー北條(川島潤哉)我妻花江(久保田磨希)浦信吾(鈴木浩介)木戸豪(哀川翔)浦一太(若林元太)中山さくら(長濱ねる)才津祥子(高畑淳子)他

 

目次

 

第22週のあらすじはこちら⇩

 

sahimajin.hatenablog.com

 

あらすじ

3月6日 月曜日

2015年夏、いよいよ舞と御園の新規事業がスタートする。

まず、梅津に集まった東大阪の社長たちに会社の紹介をする二人。御園が新聞社を辞めたと聞いて皆驚いた様子。「商品を作って町工場とお客さんをつなぐ」という会社の趣旨を説明し、皆に何か自分たちにできることはないかと聞く舞。すると、的場から紹介できそうな人がいると言われる。

後日、事務所に的場が連れてきた仙波はパンチングメタルの会社の社長だった。彼はデザインパンチングという金属の板に穴を開けて絵柄を浮き上がらせたものを二人に見せる。その精巧さに驚く舞たち。仙波はこのデザインパンチングを使って何か商品を作りたいのだそう。舞が商品のコンセプトを決めて売り方を考えさせて欲しいというと、仙波にまだお宅で売るとは決めていないと言われてしまう。どうにかお願いして、提案を聞いてから考えてもらうことに。信頼してもらうのは簡単ではないと痛感する舞たち。

ノーサイドで久留美に会社でのことを話す舞。そんな舞を見て「楽しそうやな〜」と嬉しそうに言う久留美。久留美は悠人とよく会って話をしたり、お父ちゃんと悠人はよく飲みに行ったりしていることを話す。舞はそれを聞いて少しびっくりした様子。その傍らで仲よさそうに話し込む道子さんと久留美のお父さん。それを見て、何やら感づいた様子の久留美

その晩、舞はデザインパンチングをライトにすることを思いつく。それは、パンチングメタルに描かれた模様をライトの光で壁や天井に映し出すというもの。御園の反応も良く、二人でコンセプトを考える。

後日、仙波と的場に商品案の説明をする舞と御園。コンセプトは「日常に特別な時間を灯す」。二人の反応は上々で、案は採用されることに。

いざ商品を作ることになったのものの、ランプの設計ができる人が見つからない。すると、的場から我妻という人物を紹介されるのだった。

公式ホームページより

3月7日 火曜日

我妻という職人上がりの女性社長は舞たちの作ったランプの商品案をを見ると、大阪弁で怒涛のダメ出しをしてくる。それでもめげずに商品への熱意と学んだ知識で我妻の説得を試みる舞。

その夜、ノーサイドで話をする舞と我妻。東大阪の工場はどこも厳しい、時代には逆らえないと言う我妻に対し、舞は「せやから新しいことをするんです」「誰もやってないこと挑めるくらいやないと今の状況変えられません」と訴える。一緒に一歩を踏み出したいと言う舞の熱意に根負けして、協力すると言う我妻。

翌日、久留美の誘いで幼馴染3人は梅津で昼食を食べる。久留美は何やら話がある様子。舞たちにパンフレットを見せて、フライトナースを目指したい、救急救命の看護を極めるために最前線で経験を積みたいと言う久留美。ただ、そのためには長崎の病院に行かなければならず、お父さんのことで久留美は少し悩んでいる様子だった。そんな彼女を舞と貴司は応援する。

その夜、舞と貴司は今日あった出来事を話す。貴司は、頑張っている舞の姿が久留美の行動するきっかけになったのかも、と言う。「前にふみだす人見たら力が湧くから」。

貴司は来週、創作のためにデラシネにこもると言う。応援してる、と言う舞。

こんねくとではより良いランプの形状を見つけるため、我妻や仙波たちと共に新たな形を模索する。地道なサイズの調整などをして試作をくる返し、ランプは完成する。

筒状のランプは点灯すると海と灯台が浮き上がり、天井には世界地図と飛行機が映し出される。我妻にお礼を言う舞。そんな舞に我妻は、「まだやで。人の手に届くまでがものづくりや」と言うのだった。

ノーサイドで久留美が舞にやっぱり長崎行きを諦めようかな、と話していると、お店の扉が開き、いきなり悠人に支えられた佳晴さんが入ってくる。

公式ホームページより

3月8日 水曜日

その夜、台風の影響で店の外は風が強まり雨が降ってきていた。酔っ払った佳晴さんを連れて悠人と久留美は望月家に、舞は貴司のいるデラシネに向かう。

佳晴さんを無事送り届け、悠人が家に帰ろうとした時、突然停電に。久留美は悠人を引き止めて、舞にもらったランプを灯す。ランプを挟んで座る二人。

留美は長崎行きについて悩んでいることを話すと、悠人から久留美が何か悩んでるようだが相談してくれない、と佳晴さんが言っていたことを聞かされる。「親父さんのこと、もうちょっと信用したって」と言う悠人。それでもまだ不安そうな様子の久留美に、悠人は「離れたら離れただけ強くなれる。心も絆も」と言って背中を押す。「自分の幸せ考えて前に進んだほうがええ

ちょうど同じ頃、デラシネでは舞と貴司が一緒に毛布にくるまりながら話をしていた。子供の頃、台風が来たら嬉しかったと言う貴司。一方、舞は台風が怖かったと話す。「もし子供ができたらどっちに似るやろ」と楽しそうにおしゃべりをする二人。

留美は父に、フライトナースになるため長崎に行きたいと言う。「危ない仕事だけど挑戦してみたい」と強い眼差しで言う久留美に、佳晴さんは「やりたいんやったらやったらええ」と娘の選択を応援する。

舞と御園がランプの宣材写真を撮っていると仙波さんが一人の男性を連れてくる。その大手インテリアメーカーのバイヤーは、ランプを自社で取り扱いたいのだと言う。いきなりの出来事に驚く舞。

公式twitterより

3月9日 木曜日

バイヤーの滝本の提案に喜ぶ舞たち。しかし、その提案はランプの値段設定を下げ、仙波のデザインパンチング以外は中国の工場に委託するという条件付きだった。それを聞いた舞は、東大阪の町工場ブランドを守るという自分たちの理念に反すると反対する。しかし、仙波は多くの人たちに商品を届けるために大手ブランドに売ってもらいたい、と言う。彼らが帰った後、御園は検討の余地もないと強く反対するが、舞は悩んでいた。

ーー自分たちはランプを販売する権利を失うが、仙波たちの技術をより多くの人に知ってもらうことができるーー 一晩悩んだ末、舞たちは我が妻に頭を下げランプの販売の権利を譲ると話す。仙波のチャンスを潰したくない、と言う舞に「それはあんたらの志とちゃうんやないか」と怒った様子で出て行ってしまう。

その夜、落ち込んだ様子の舞に声をかけるめぐみさん。舞はあったことを話し、「もっと私らに実績があったら、、」と言う。そんな舞を「信用は簡単に手に入るもんとちゃう。一歩一歩進んでいかんと」と言って励ますめぐみさん。

ノーサイドでお酒を飲みながら、心機一転また頑張ろう!と言う舞と御園。次はターゲットを絞っていこう、などと話しながら乾杯をする。

そんな中、ノーサイドのカウンターでは佳晴さんが道子さんにプロポーズしていた。「結婚せえへんか」とは言えたものの、その後に「津田さんと結婚したら久留美も安心するし、老後も安泰だし、、」と続けたことでバッサリ振られてしまう。

その後、梅津で久留美に怒られうなだれる佳晴さん。舞は、もう一度正直な気持ちを聞いてもらったらどうかと提案する。

公式twitterより

3月10日 金曜日

道子さんにプロポーズするときの指輪をコンネクトで作って欲しいと頼む佳晴さん。道子さんは金属アレルギーで普通のアクセサリーがつけられないため、彼女でもつけられる指輪を作って欲しいというのだった。舞は金属アレルギーの人でも使えるようチタンで作ることを考える。指輪の他にもネックレスやブレスレットなどのデザインも含めて我妻さんに商品の企画を提案する。「あんたら、いいとこに目つけたな」とアイデアを褒めてくれる我妻さん。

舞は、御園と我妻と協力しながらチタンの指輪のアイデアを形にしていく。

その頃、佳晴さんは道子さんにプロポーズするため手紙を書いていた。それを茶化す久留美

いよいよプロポーズ計画の当日になる。指輪も無事完成し、舞と久留美が待っている所にラグビーのユニフォーム姿で現れる佳晴さん。気合い十分な様子でノーサイドに入ってきたのを見て、道子さんは唖然とした様子。始めは手紙を読んでいた佳晴さんだったが、面と向かって道子さんに正直な気持ちを伝える。「何もうまくいかへんかった時、ドーベルマン言うてくれたのはあんただけやった。」この前の失言を謝り、もう一度指輪を渡しながらプロポーズする。どうしても今日渡したい、受け取ってくれと言う佳晴さん。その日は道子さんの誕生日だったのだ。指輪をはめて、プロポーズを受ける道子さん。そんな二人を舞と久留美は祝福する。

舞のところにもチタンのアクセサリーの注文が続々と舞い込み、会社が軌道に乗り始めた様子。そんな中、梅津で東大阪の社長らと飲み会をしていると、舞は体調に異変を感じる。

貴司に会いにデラシネへ行く舞。舞は貴司に「赤ちゃんできた」と告げると、貴司は驚いたように「ほんまに?」と言い、涙目で舞を抱きしめるのだった。

公式twitterより

今週の感想・考察

今週は舞のスタートアップから始まった週でした。正直、今までのイワクラでの話に比べるとぬるいかな...と思ってしまいました。このままだと会社潰れるよね?という感じ...。今週から新しく登場した我妻さんという女性の社長さんのキャラクター、すごく役者さんにハマっているように見えました。ザ関西のおばちゃん的な人が雪乃さん以外、このドラマにはいなかったので一気に関西感が出てよかったです。また、視聴者が突っ込みたいところもビシッと言ってくれて、見ていて気持ちよかったです。

今週見ていて気がかりだったのが、久留美ちゃんの長崎行きです。これで、くるみちゃんが五島の誰かを助ける、となったらありきたりすぎですが。そうはならないでほしいですね...。そしてもし、久留美ちゃんがドクターヘリに乗ることになるんだとしたら、「舞いあがる」のは久留美ちゃん、ということですね。それはそれで面白いです。