暇人のドラマ・映画感想ブログ

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朝の連続テレビ小説 舞いあがれ14週(あらすじ・感想)

舞いあがれ14週 父の背中 あらすじ・感想

今週の登場人物

岩倉舞(福原遥)岩倉浩太(高橋克典)岩倉めぐみ(永作博美)岩倉悠人(横山裕

梅津勝(山口智充)梅津雪乃(くわばたりえ)望月久留美山下美月)柏木弘明(目黒蓮)笠巻久之(古舘寛治)結城章(葵揚)他

 

目次

 

第13週のあらすじ⇩

 

sahimajin.hatenablog.com

 

あらすじ

1月4日 水曜日

悠人が工場を訪れる。舞は兄の来訪を喜び工場を案内する。悠人はネジを製造する機械の値段を機にする。

久しぶりに家族揃って夕飯の食卓を囲む岩倉家。舞は兄に得意料理の豚丼を振る舞う。悠人に「もっと帰ってこられないの?」というめぐみさん。

他愛もない話をしていたさなか、悠人が工場を売るべきだと言い出す。舞とめぐみさんは悠人をたしなめるも悠人の意見は止まらない。浩太さんも売るなんて簡単に言うな、お金には変えられないんだと反論。それに対して自分の失敗認めたり、現実見たりするのが怖いんだろという悠人。二人の論争は続き、ついに浩太さんが悠人を家から追い出す。

数日後、舞は悠人をノーサイドに呼び出す。今まで見てきた父の工場への思いを話し兄に会社を立て直すのを手伝って欲しいと説得する舞だったが、悠人はなかなか耳を傾けてくれない。そして、今の工場の状況だと売ることが最善だと言う。また、

「お前は来年にはパイロットになって家出てくんやろ。その後工場がどうなるか考えたことあるんか。」

その場しのぎの親切はやらないほうがいいとまで言い兄は帰って行ってしまうのだった。

落ち込んだ様子の舞の元に久留美がやってくる。久留美は柏木さんのことでそんな顔してるんか?といい、舞に遠距離恋愛の助言をする。

なにやら考えている様子の舞は思い切って柏木に電話をかけるのだった。

 

1月5日 木曜日

兄や久留美に言われたことを考えながら舞は柏木に電話をかける。今は実家の工場を手伝っていると言う舞に柏木は「パイロットにはなるんだよな?」と聞く。舞はすぐには答えられなかった。

経理の古川に早急な人員整理を求められるも、取り合おうとしない浩太さん。会社の昼休み、舞は女性社員からまた社員がリストラされるという話を聞く。また、あなたには関係ないことだとも言われてしまう舞。

その晩、舞は浩太さんに社員のリストラについて尋ねる。それを聞いためぐみさんが工場潰すよりリストラの方がましだというのに対し、浩太さんは「機械は売ってもいい。でも一緒に働いてる仲間は首にはできない。」という。そして、いきなり腹部を押さえて痛みを訴える。病院に行ったほうがいいとめぐみさんが言っても今は行っている場合じゃない、と言って我慢する浩太さん。

めでたく新規の仕事の試作品ができあがあり、審査を合格する。皆が喜んでいるさなか、章は浩太さんに退職願を出す。今までの恩をあだで返すことになって申し訳ないと謝る章に浩太さんはねぎらいの言葉をかけるのだった。

うめづで飲む浩太さんと笠巻さん。浩太さんは章が辞めることを話し、工場がダメになるかもしれないと笠巻さんに弱音を吐く。そんな様子を見ていたうめづの二人は冗談を交えつつ浩太さんを励ます。

退職する章を岩倉家の皆で見送る。最後まで謝る彼を浩太さんは「今までおおきにな。」と笑顔で送り出すのだった。


1月6日 金曜日

IWAKURAでは試作品に関しての緊急会議が開かる。浩太さんは試作品のネジをリスクを負って本注文の前から作ることを決断する。

仕事をする舞のところにめぐみさんがやってくる。めぐみさんは商品梱包のコツを教えながら、昔工場で疲れて寝てしまい起きた時、浩太さんがそばにいてくれたことがあったと言う。その時言っていた工場を大きくするという夢をお父ちゃんは叶えたんだと嬉しそうに話す。

その晩、家で仕事をするめぐみさんに、いつまで経っても楽にしてあげられないなという浩太さん。それに対してめぐみさんは楽やないけど楽しいで、と返すのだった。

新製品の受注先から連絡があり、試作品の設計が変更になったため発注をキャンセルすると言われる。もう後がなくなってしまったIWAKURA。

終業後、舞は浩太さんに大丈夫か、と問う。「今までで一番しんどいな。けどなここをなくすわけにはいかへん。」という浩太さん。

(おじいちゃんの代からあるこの工場には長い歴史が詰まっていて今まで作ってきたネジのレシピ、機械、職人全てが揃っている。潰れてしまうと作れないネジも出てきてしまう。その工場には全てが揃っているのだ。)

「私もお母ちゃんのように工場を支えたい」と舞はいうが、浩太さんは自分の夢を見つけてくれたらいい、パイロット目指して頑張ったらいい、と言うのだった。

その日の夜中、家に帰ってこない浩太さんを心配してめぐみさんが電話をかけるも繋がらない。二人で工場を見に行くと浩太さんが倒れていた。病院で手術をしたものの甲斐なく、亡くなった。

 

今週の感想・考察

他の内容を忘れてしまうくらいラストが衝撃的な週でした。先週から舞と浩太さんの対話シーンが多いなとは思っていましたがまさかこうなるとは、、。悠人とのわだかまりが解消してないし、工場の状況も最悪だし、とまだまだ問題は山積みなのにいなくなってしまうなんて。そして、あの人情味溢れる浩太さんが見れないと思うと寂しい。

今週は悠人の出番も多く、親子の対立が色濃く描かれていました。悠人も仕事のついでに寄ったわ、とか言っていますが本当は会社が心配で見に来てたのかなと思ったりしました。浩太さんとの最後の会話があの口喧嘩になってしまったことを悠人は悔やむんでしょうか、、。

今週も3回だけでしたが内容ぎっちりの3回でした。舞ちゃんがパイロットになる日はまだ遠そうです。来週は事態が好転するといいですね。